カテゴリ:日記
すてきな話

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 昨日の夕方、地域の方から電話をいただきました。その内容は・・・「小学校1年生の子が、家の鍵がなくて、家には入れず、家の前で泣いていた。その様子を見た下校途中の三亀中の生徒さんたち6名が、子どもに近寄り「どうしたの?」と話を聞いてくれ、その後、いろいろ探してくれ、母親と泣いていたその子をつなぎ合うところまでコーディネートしてくれました。子どもにつないでくれた感謝の気持ちが大きくて、名前も聞けなかったので是非、御礼が言いたくて電話をしました!」とのこと。心がとても暖かくなり、その生徒たちの行動を誇らしく思いました。この話を本日の職員朝礼でお話しさせてもらうと拍手が自然と沸き起こり、みんなで幸せな空気に包まれました。
 その後、「生徒たちに是非この話をしてあげてください。そして、もし、この件で関わっている生徒たちがわかったら昼休みに校長室にご招待ください。」と・・・
 昼休みに、校長室のドアがたたかれました。すると6名の恥ずかしがっている生徒たちの顔がありました。校長室に招き入れソファーに座ってもらい、その時の話をより詳しく聞きました。泣いている子がいて心配でかわいそうで声をかけたことや、小学校まで連れて行ってあげようかとも思ったそうです。泣いている子に声をかけてあげる勇気と優しさ、そして、思いやりの心が素敵ですね。私からは「君たちの優しい心にありがとう」と「三亀中の生徒を誇らしく思います」との話をいさせてもらいました。「今後も困っている人たちがいたらどうぞ手を差し伸べてあげてくださいね」と話をし、握手をさせてもらいました。
すてきな話でとても幸せな気分の一日でした!

公開日:2024年04月24日 14:00:00